ドーパミン中毒に「暇は依存を作りやすい」って話が載ってた。
余暇は着実に増えていて、それが原因で依存、精神疾患を増やしているんだという見方があるそうな。
米国では貧困層の方が余暇が多いらしい。
機会化等の影響で稼げない人が働く機会がないから、余暇が増えて、ゲームやネット、アルコールや薬物に使われるんだとか。
ねー、FIREなんかろくなことないで、暇増えて、何かに依存して堕落するのがオチですわ。
自分からドロの生活に飛び込むようなもんだ。
どんな金持ちだって苦しむんだよ。人間は。
資産構築はおすすめする
でも資産構築はおすすめしますわ。
余裕を持つことは大事だし。
とはいえ、無理に急ぐ必要はないと思う。
バフェットの言う通り、ゆっくり金持ちになりたい人はいないってのはわかるけど。
先を見越して必要な分があればいいんじゃないか。
焦ってなんとかした自分が言える事ではないけど、別に達成したからといって何も得がなかった。
FIRE後自営業⇨今やれ
FIRE後自営業とか言うてるやつは今やれ。
やりたい事先延ばしにしても良いことなんてない。
失敗したらどうするか?とか悩むならFIREした後でも、失敗したら暇で堕落するだけですよ。
結局リスクはある。
むしろ暇による堕落の方がダメージがデカいと思う。
失敗して再就職なら、まだ時間制限かかった自制心に頼らないまともな人間生活を送れるけど
なまじ余裕があるとよくない。
行動を先延ばしにして、失敗した恐怖を塗り隠すような自己欺瞞的な言い訳を続けて何もやらなくなるかもしれない。
そうなれば、ネット、スマホ、ゲーム、その辺で簡単に接種できる高ドーパミンコンテンツで溺れてパー。
今やれ。
時間制限されたラットの薬の摂取量
薬を無制限接種できるラットは使用量がどんどん増えていき
時間制限をかけて薬を接種できるようにしたラットは、使用量が一定だったそうな。
人間や、またはデジタルドラッグなど別の依存コンテンツにも適用されるかはわからない実験だけど。
僕は酒を飲んでいた時、昼から飲んでいて、1日中飲む日もあって「これはやばい」と思って、買わない決心をして断酒を始めた。
17年からお菓子に入ってる程度のものしか食べてない。依存というラインには至ってなかったから簡単に快復できたのだと思う。
しかし断酒初期は、何度も酒を買ってしまっては、トイレに捨てる日が続いた。
「金を無駄にした」という感覚を自分に味合わせるしかないと思ってトイレにすてた。
僕はその頃哲学とは無縁で自制心などまったくないような人間だったが、「このまま飲み続けたら、漫画が描けなくなるかもしれない」 という思いだけでなんとかしたのを覚えている。
リタイアなんてして、暇だらけになるとどうなる事か。
恐ろしいよ。
というか、今の自分がネット中毒に苦しんでるし。
LAN抜きを実践して量を減らせる事ができたけど、結局今度は読書に依存してる。
まだネットよりマシだと思ってこれはある程度仕方ないとするしかないが
何もしないってのはなかなか難しい。
強制的に時間制限がかかる会社員ってのは、世間でインフルエンサーが煽ってるほど悪くはないと、僕は思う。
FIRE幻想 「暇のリスク」
ドーパミン、依存関連の面で明らかに暇は、リスクだ。
1人でやる能力が無い人は素直に会社員がベストだと思う。
これは人間的に劣っているのではなく、社会的動物として優れているから会社員がベストなんだ。
自営業、特に僕のような漫画描きみたいな1人仕事中心の人間は、社会的動物として欠陥がある場合が多い。
人が苦手だったり、友達と遊ぶより漫画読んだり落書きしたりしてる事が楽だと思う変態だ。
1人で事業やれることが、すごいとかすごくとかないじゃない。
構造主義的に考えると、その人の持って生まれたものや才能も環境の一部だろう、その中でどう生きるかという選択しかできず、その「どう生きるか」すら構造に支配されている。(その世界で良いとされてる「リタイア」みたいなものに夢見るように)
隣の芝は青く見える。生活のマンネリによる幻想なんだ。
自己啓発インフルエンサーは夢を煽る事で収益を得ている。転職や証券のアフィリエイトで稼げたり、夢を見せること時代で人を集められるからだ。
断言するが、自営業が特別良いわけではない。
馴染めないから選択肢が無かったというパターンもある。
死ぬほど好きなのではなく、「選択肢がなかったからそれに多くの時間を注いだ結果」だったりするんだ。
社会的動物としてこの時代にマッチした生き方が出来るなら、別にリタイアなんて目指さなくて良い。