マクロ要因で賃上げしても
インフレ対策にしかならない。
極端な話をするとその賃上げは消費で相殺されてしまう。
厳密には、税金や社会保険料(今は少子高齢化で特にこっちの影響がでかい)で消える。
ではどうするのか。
対策は3つ
- 1:金融資本増:r>gが資本主義の基本なので、資本収益率を上げる:株式等の購入
- 2:人的資本増:業績の向上による賃上げを目指す:転職や自営ならアイデア出して実行
- 3:支出を下げる:節約節制を楽しむ
対策1 資本収益率をあげる
トマ・ピケティの研究通りr>gが資本主義の基本なので
一般的な労働収入増加を期待してもろくなことがない。
世界のインフレについていけません。
ただ、日本では、セーフティネットもあるので、食えなくなったらそれの世話になれば死ぬ事は無いです。
なので、そっちでOKなら別に株やらなんやらの別アセットに分散しなくても大丈夫。
対策2 人的資本を高める
2-30代がメインターゲットだけど
40代ならまだギリギリ、50-60でも新しいことやる意識があるなら、ありだと思う。
年齢を重ねれば重ねるほど、金銭のための無理はしないという条件は意識した方がいいかも。
無理をすれば死亡確率もあげてしまいかねないので、楽しみながら稼がないと、
死んだらなんのためにやってんのかわかんなくなりますし。
対策3 節約節制を楽しむ
強い。
これが出来るやつは強い。
僕もそこまでじゃないけど、割と好きな方。
高価なものを食べるより、
自分が工夫して美味しいものを作れるようになった方が総合的に得だと思って
レンジと炊飯器で料理作るようになった。まぁ、食費が段違いで浮きましたわ。
精神修養として、エゴイズムとどうバランスをとるかという観点でも、節約や節制は大事です。
欲はキリがない。
大谷選手の通訳がなんかやらかしたみたいですが、彼の推定年収は日本円で4000万以上あったんだとか。
欲を追いかけ始めるとキリがない。
それは最低限を一歩でも越えた時点でみんな同じ。
節制力は、満足度の向上と比例していると思うので、お金のためならず幸福度とも強い相関があると感じています。
まとめ
資産形成の手順としては
- 節約節制力を身に着けながら
- 人的資本を最大化する努力をしつつ
- ドルコストでいいからインデックスを買え
って感じですかね。