ムーアの法則には技術的に限界に達しつつあるって話を最近聞いたりしましたけどね、あまり詳しくないので割愛。
1950年代にテクノロジーの将来に対して楽観的な考えを持っていた人は、ハードディスク容量はいずれ1000倍になると予測したかもしれない。大胆な人なら、1万倍になると見込んだかもしれない。だが「私が生きているあいだに3000万倍になる」と予言した人はまずいなかっただろう。しかし、現実にはまさにその通りのことが起こったのである。
モーガン・ハウセル.サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット(p.73).ダイヤモンド社.Kindle版.
複利の力は人間は想像し難いらしいという話がサイコロジーオブマネーに書いてあった。
アインシュタイン曰く、この宇宙で最もパワフルなものは「複利」らしい。
人類最大の発明といったという話もある。
ルネ岩田氏
最近、「ルネ岩田」って芸人さんのYoutubeをチラホラ見てる。
サイコロジーオブマネーを読了したあと、復習かねて人の書評でも聞いてみるかと検索したら出てきたのがきっかけ
この人、売れない芸人らしく、詳しくはよくわからんのだけど
Youtubeが軌道に乗って年収が300万になったとかなんとか。
投資歴が11年で、それまで年収200万だったとかポロッとこぼしてた。
そこまでガッツリ見てるわけではないので、誤解してるのかもしれないけどね。
売れない芸人でバイトしてたという話からして、あながちこのあたりの年収だった可能性は否定できない。
人間「このくらい投資してもな…」と考えてしまうからか、「金が貯まったら投資しよう」みたいな計画を建ててる人は少なくないように思う。
でも実際は、お金がない段階からコツコツ株式投資をしていればそれは複利で増えていく可能性を秘めてるから、貯蓄を貯めるという段階を加速してくれる。
僕の概算では誤りもあるだろうから具体的な金額は書かないけど、公開している配当金の額から予想するに軽く●千万は資産があると思う。
200万時代が本当なら、どうやって投資にお金を回していったのか、その話を聞きたいと思った。
稼ぐ事は運要素が大きくかかわるけど、節約節制は再現性が高い金策だと思ってるから、割りと興味がある。
生活防衛費は3ヶ月~1年もあれば十分
経済評論家で年始に亡くなった山崎元さんは、たしか「三ヶ月くらいの生活防衛資金で十分」と言っていた。
極端だと思っていたけど、間違ってはないと思う。
現金はそんなに必要ない。
僕は自営業なのでさすがに3ヶ月だと収入や入金タイミングにムラがあって難しいが、1年分もあれば十分すぎると思う。
サラリーマンなら多くても半年分あれば十分だろう。失業保険もあるし。
残りは株式と債券に分けてしまえばいい。
現金はそんなに必要ないのだ。
金があろうがなかろうが。
1000円でも2000円でも、出来る範囲で
複利を信じて、コツコツ積み上げていけば、大金持ちにはなれなくても、生活に困らないくらいにはなんとかなるんじゃないだろうか。
蓄財がすすめば安心感も増すだろうし。
しらんけど。
思えば僕が最初に投資した金額は5000円だった。
余談:鳥山明先生とTARAKOさんの逝去について
ふたりとも60代。
去年だったか一昨年だったかになくなった遊戯王の作者高橋和希先生も60歳だった。
病気、事故
人生何があるかわからない。
先を心配しすぎたり、お金に縛られない生活をするためにも、
資産は分散していく癖を習慣化させておいた方がいいと思う。
鳥山先生の年齢まで僕はちょうど30年。
30年なら今の貯蓄でも、仕事を完全にやめるわけでもないし、どうとでもなるだろう。
生き方を考える必要があると改めて思った。
日本人で僕と同年代、いやもしかしたらもっとかなり広い年代の人たちが、親しんできた作品を作ってきた人達の訃報を、重ねて聞く事になったのはなかなかに辛い。
そんなさなかクリプト用のTwitterを観るとくだらない金の奪い合いと流し合いで溢れている。
そんなクリプト界隈の人間ですら、一年後ニ年後、もしくは明日あさってに死んでいく人たちがいるんだろう。
先の事に頭を悩ませるより、今日をどう楽しむかを考えていきたいと改めて思う。
Twitter見てるくらいなら「ボケて」でも見てる方がほんといいね。