先にまとめ
- DuolingoはCEFR B2を目標に展開されているが
- 基本語彙と文法に慣れるためのアプリになっている
- B2までの道筋は得られるが、語彙力とハイレベル文法はインプット幅を増やして自分でカバーしろ
- 基本語以上の語彙力は、自分の興味に基づいて広げるのが一番良いと思う。
という話。
ーーーーー
Reddit読んでた。
やっぱちょっと怪しいよねって話。
一応昔はCEFR表記がセクションごとにあったらしいが、今は消えてるとかiPhoneだと見えるとかなんとかだ。
勝手な推測
DuolingoはCEFR-B2の読解は目指してると思う。
ただ、実際のCEFRは単語力も必要だし、リスニングがネイティブの速度に追いつかないとそもそも理解できない問題もある。
単語に関しては、母語でも同じであるが、専門語等が出てくるとその分野に詳しくないとわからない。
これは単純な語彙力の多い少ないの話ではなく、その分野に興味があるかないかの話。
Twitterの「RT」ってなんですか、とか、「Discordとは一体どういうツールなんですか!(米軍若造のリーク事件のときのワイドショートーン)」とかそういうレベルの話でもあると思う。
「エモい」ってなんですか。「ナウい」ってなんですか。みたいな話でもある。
要は、知ってる知らないだけの話。
以前書いた通り、3-4k語をカバースレば会話の9割以上はカバーできるので、そこはDuolingoもたぶん抑えてるはず。
だけど、「それだけ」では心もとない。
なぜなら、どんなメディアを視聴するにしても一定の専門性が求められるため、知らない用語が全体の文章の5%前後は出てくる。
単語の5%もわからないとほとんどわからなくなってしまう。
だから単語力は必要。
その上、早口速度だと追いつけないからリスニング力も必要。
単純にB2といっても、
- 基本単語のみで構成された会話を読むこと
- 専門性があり複数人が冗談交じりに会話してるPodcastを聞くこと
この2つでは、必要な単語量やスキルの雲泥の差がある。
やはり。
Duolingoだけでうまくいきますというわけではない。
ただ、これはぶっちゃけなんの問題でもなくて。
「出来る」と「出来ない」のグラデーションが無い人の思考に陥ってるから「届いてる」「届いてない」論になってしまう。
Duolingo後及び並行のする行動の答えとしては「聴きたいものがあるなら、聞けばいいし、聞いてればなれてくるし単語も増えてくる。だって基本は出来てるんだから」という話なんじゃないかと。
趣味で語学アプリやってる僕と違って、例えばビジネスマンならビジネスで使うために必要としてるんだろうから、専門分野をもっているわけだし、会話が必要だったりメールを書くスキルが必要だったりする。
そこは自分で肉付けしないと、さすがに一つのアプリでなんでもかんでもはカバーできない。こんなアプリに例えば実存主義の話を打ち込まれても困るように、人には一人ひとり必要な学習領域がある。
それは目的に沿って自分で肉付けしていけばいい。
最後までやれたなら、肉付けするための土台は出来てるから、後は肉付けしていけばいいやんって話であって。
「届かなかった」というオチではないのだろうと、思う。
たぶん。
だんだん腑に落ちてきた。
基礎固めツールだから先を急いでも仕方ないが、全体通してやってると土台が出来るから肉付けしやすくてええでって感じのツールとして捉えればいいのかな。という感想。
うちの英語力の土台は、弱々の弱だからなぁ。
小説も読みたいけど、セクション4くらいは完遂してしまいたい。
でもセクション4はユニットが40もあるから、さすがに急いでクリアしようとするとハゲる。ちびちびやるしかないか。
単語力だけは無駄に8000語前後あるせいで、なんかこう順序を逆にやってる感がバカバカしく感じることもあるけど。
結局文法をミスり倒すし、リスニングを一回で聞き取れないので、基本の基本をしっかり固めるための筋トレみたいなもんだと思って続けよう。
ー 日時:2023-05-18 20時39分