隠れて生きよ ~いのいぬ.com~

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著名人の死没年齢から、残りの人生を考える

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体調悪いな、と思ってたら心臓か血管かはっきりしないけど、ちょっと異変が見つかった。

改めて、残りの人生を考える。

衝撃的だった人の死や尊敬する人の享年をスプレッドシートでまとめて見たりしてた。

自分の残りの人生は死没した人たちとくらべて、中央値で19年だった。

高畠エナガ先生は僕よりもう10歳も若くなくなってるし、

カフカが40歳でしんでるからあと2年だったり、

レヴィ・ストロースが100歳まで生きてたり

キム・ジョンギは47歳で、藤原啓治さん55歳、鶴ひろみさんは57歳。

最近だと山崎元さんは65歳、鳥山明先生は68歳。

名前(敬称略) 死没 享年 自分(38)との比較
カート・コバーン 1994-04-05 27歳
高畠エナガ 2017-08-21 28歳
フランツ・カフカ 1924-06-03 40歳 2年
川上とも子 2011-06-09 41歳 3年
キム・ジョンギ 2022-10-03 47歳 9年
さくらももこ 2018-08-15 53歳 15年
三浦建太郎 2021-05-06 54歳 16年
藤原啓治 2020-04-12 55歳 17年
鶴ひろみ 2017-11-16 57歳 19年
ウィトゲンシュタイン 1951-04-29 62歳 24年
山崎元 2024-01-01 65歳 27年
鳥山明 2024-03-01 68歳 30年
志村けん 2020-03-29 70歳 32年
水木しげる 2015-11-30 93歳 55年
レヴィ=ストロース 2009-10-30 100歳 62年

死を想えは簡単ではない。

「死を想え」ってのは、よくよく考えるべき事だとは思うが、簡単ではない。

実際、「あーこれは死ぬのかもな」と想う瞬間が来て初めて実際に考えることが出来るんじゃないかと想う。

僕は今回見つかったものは、まだはっきりしていないからわからないけど

最悪死ぬかもしれないし、健康な人にも出るタイプの不整脈でしたってオチかもしれない。

まだわからないけど、どちらにせよ

人間はいつかかならず100%死ぬ。

もし、「自分はいつまで生きるかわからないから」と何か無理をしている事だったり

100歳以上生きる未来、という本来ここに無いものについて考えたり、そのために時間を使ったり体力や精神をすり減らしたり

そんなことするのは無駄だと思わされる瞬間がやってくるかもしれないから、眼の前の事だけに集中して楽しく生きていけと、

少し前の自分に言いたい。

いや、わかってはいたけど、「そうは言っても」と考えてしまうのが人間で、情けない話だよね。

でも人間はいつか死ぬからね。

病気じゃなくても、うっかり事故で死ぬ事だってあるんだから。

後何年生きるかわからないけど、何年も生きられないかもしれないって事も考えないといけない。

スプシで著名人の死と自分の残り年齢を比較する、妙なシートを作成しながら、そんな事を思った。

金を使い切る必要はない。

常日頃から言ってるけど、金を使い切らずともたくさんの経験は詰めると思ってるし楽しい事をするのにお金を使う必要はない。

でも、無用に稼ぐために時間や体力を使うのは違うと改めて思えた。

後何年生きるかは、自分勝手な表ではあるけど、この表の中央値をベースに考えて生きれば良いかな。

19年か。思ったより短いのか、長いのか、よくわからないけど。

長生きリスクへの不安は少し減った気がする。

ガンの人のインタビューで言ってた「将来の心配はしなくなったから、それは一つのメリットかも」って。

本心かはわからないけど、なんとなくわからんでもない気がする。

僕たちはその不安のためにどれだけの時間と体力、大事なものをダメにしながら生きてるんだろうって。

幸福なんてよくわかんない定義に縋るな

今日は早めに仕事を切り上げて、お笑いを見てた。

休んだっていいんだよ。別に。

他人より収入が低く立って、貯蓄が少なくたっていいんだよ。

有名じゃなくても、結果が出せなくてもいいんだよ。

どーせみんな等しくいつかは死んでしまう。

幸福なんてよくわからない定義を求める必要もないんじゃないか。

自分でその定義を作ってしまおう。

僕は人生の時間で「どれだけの時間笑ったか」を指針にする事にする。

それ以外は全部知らねぇ。

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