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お金を貯めたいならなら「節約を優先」すべき

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お金を貯めたいなら節約を優先すべき理由:要点

  • 節約は実行すれば即時結果が出る
  • 「稼ぐ」は結果に運が付きまとう
  • 蓄財で大事なのは貯蓄「額」や収入の額ではなく、貯蓄「率」

はじめに

無理な節約をするくらいなら稼いだ方が楽、という考えは一理あると思いますし、ある側面においては僕もこの考えに賛成です。

だからといって支出を無尽蔵に増やしてしまえば、どんなにお金を稼いでも簡単に破産してしまいます。

NFL選手の16%が引退後12年程度で破産するそうですし、NBA選手の半数は引退後生活に困窮するそうです。

どんなにお金を稼いでも支出がガバガバだと簡単にガバガバのガバになってしまいます。

どっちが素晴らしいかというより、「どっちも」やるべきだと思っているのだけど

節約の方が優先順位が高いのは間違いないので、その話を書いていきたいと思います。

節約は実行すれば即時結果が出る

節約はアホだろうが天才だろうが、同じことを実行すれば即時結果が出ます。

1000円使うのを我慢すれば1000円手元に残ります。

1000円稼ぐ努力をしたのと同じである上に、所得税も住民税もかかりません。丸々残ります。

現在の最低賃金は概ね1000円前後ですが、1000円節約するのには1時間もかかったりしません。

1時間かけて働くより1000円節約する方が簡単です。

即効性が高いので、まずは節約を意識して、無駄を省く事が大事だと思います。

「稼ぐ」は結果に運が付きまとう

節約せずに稼ぐことで乗り切る事ももちろん可能だと思います。

ただし、冒頭に解説した通り、高給取りでも収入が低下すると、支出のコントロールができず簡単に破産してしまいます。

それに何よりも、収入を増やすという行為には一定以上の「運」がつきまとってきます。

ビル・ゲイツは、学生の頃、その当時珍しかったパソコンがある学校に通っていました。

ゲイツ本人も「学校にパソコンが置いていなかったらMicrosoftは誕生していなかった」と言っています。

僕自身は別に成功している人間ではありませんが、漫画家業をやるきっかけになったのは、大学の頃中毒化していたオンラインゲームで出会った人がきっかけになっています。それまでは絵を描くという行為は落書き程度のものでした。

何がきっかけでどういった職につくのか、またその素質を持っているのかあらゆる偶然が働いて、結果が生じます。

努力を軽視するわけではありませんが、何かに打ち込むというのは持って生まれたもの、環境等が影響しているため、言い換えれば努力も運の結果「努力できる要素が揃っていた」と言い換える事も出来ると思っています。

運が付きまとう「稼ぐ」より行動次第の「節約」の方を優先して、土台を安定させる方が効果的であると考えています。

蓄財で大事なのは貯蓄「額」や収入の額ではなく、貯蓄「率」

次に、蓄財で大事なのは貯蓄「額」ではなく、貯蓄「率」です。

リタイアなり、安心のために必要な資金を貯めるのに、額は関係ありません。

「そんなわけねーだろ」と思う方もいると思います。僕もそう思っていました。

しかし、最近海外のFIRE情報なんかを見てるとこの論法をちらほら見かけるので気になって調べてみました。

例を上げます。

  • Aさん:年収200万:生活費150万:貯蓄率25%(50万)
  • Bさん:年収400万:生活費350万:貯蓄率12.5%(50万)

この二人は同じ金額を貯蓄していますが、貯蓄率はAさんの方が高いですよね。

僕は懐疑的なのですが、FIRE情報でよく見かける4%ルール(生活費の25倍)を参考に「必要リタイア資金」を割り出してみます。

  • Aさんのリタイア必要資金:3750万
  • Bさんのリタイア必要資金:8750万

こうなります。Aさんの方が早くリタイアできてしまいますね。

収入額ではなく、貯蓄率の多い方が必要な蓄財が早く完了してします。

(まぁ、どっちも貯金だけではマトモに生きてるウチに目標額に届かないのですが。その話は今回の話と関係ないので省きます)

ここで言いたいのは

  • 🙅収入が多いから早く「必要な」蓄財ができる
  • 🙆貯蓄率が高いから早く「必要な」蓄財ができる

という事です。

金額の大小ではなく、生活費との比率が大事になります。

収入が多いと蓄財しやすいのは事実

ただ、収入が多いと貯蓄率を高めやすいのは事実です。

しかし、人間というのは収入が増えると支出が増えてしまう生き物です。

パーキンソンの法則という法則の一つにも

支出は 収入の額に達するまで膨張する。

と記されていますが、これが人間の性なんですね。

収入が多い事は大事なファクターですが、支出が多いと収入増えてもそもそも意味がねぇ! のです。

なので節約は必須なのです。

収入が増えてもお金を使わない自身がある⇨本当かな?

「ワイは収入が増えてもお金使わん自信あるで」って人。少なからずいると思います。

僕もそうでしたが、じわじわ知らず知らずのウチに使っていました。

実際、前述したNFLやNBAの選手であったり、宝くじに当たった人が破産する話なんてのはちらほら聞いたことがあるはずです。

「お金が入ってしまうと使ってしまうのが人間」

「自分は絶対そうはならないなんて思ってる人が一番危うい」と個人的には思っています。

まず「そういうものなのだ」と理解した上で、節約をしましょう。

貯蓄率を上げるには

  • 収入を増やす
  • 節約する

の二択。ではなく両方大事です。

しかし、より重要なのは「節約」の方です。

繰り返しますが、ここがガバイとガバイので、いくら稼いでも簡単にガバイ事になってしまいます。

某破産したK音楽プロデューサーはどの部屋でもウイニングイレブンをやりたいからとTVとゲーム機を買ってたとかそんな話をネットで見かけた事がありましたが(事実はしらん)

節約がガバガバだとどうにもならんのです。マジで。

まとめ:お金を貯めたいなら節約を優先すべき理由

  • 節約は即効性があるし、真似すりゃ結果がついてくる
  • 稼ぐ事には「運」が付きまとうし、結果が出るのに時間がかかる
  • 重要なのは貯蓄「率」なので、節約すりゃ低収入でも問題ないし、節制できないと高収入でも簡単に破滅する。

そんな話でした。

ほいじゃまた。

✒2023-11-29

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