株式は枚数が固定~減少に傾きやすいもので
法定通貨、たとえば日本円は枚数が増加に傾きやすい。
相対的に価値が減るものに対して上がるものを比べると、株式の価値があがるのは当然なんだけど
投資できない人のイメージだとたぶん
「円とドルを比べてどっちがあがるか」みたいな感覚で考えてるんじゃないかと思ったりした。
- 法定通貨(日本円):基本的には総量が増える設計
- 株:新規発行はあるっちゃあるが、業績があがれば自社株買いなどで総量が減る方向に進むようにできてる。
この辺はシーゲル教授のグラフが有名ですね。
あれ対数グラフなんで視覚的に伸び率小さく見積もってる人がおおそうだけど、とんでもない差になってますからね。
まぁ期間も200年っていう長期過ぎてそんな差がついたところで役に立たんのだけど。
せいぜい僕らが投資できる期間では現在価値の10倍くらいがいいところでしょう。
ただ、法定通貨は10分の一に下落してるよーってのもあのグラフには記されているので、つまりは差はさらに開く。
株は短期だと絶対ではないんだけど、長期だと価値が増える。
ただ、これを「ドル円の差」みたいな同じ性質のものに差がでていると勘違いしてる人が多いから「株は怖い」みたいになるんじゃないかと思って。
とはいえ、過去は未来を保証するものではないので
資本主義の大改定で株だけ消失するなんてことが無いとは言えないんですけど。
だからこそアセットは分散がいいですね。
株以外のアセットやるなら働いたほうが早い
とはいえ、僕は株以外のアセットほとんどもってなくて
金を100万くらいとクリプトが資産の5~10%くらい。
後は日本国債、これはほとんど日本円と変わらないですからね。
不動産は手間だし、時計とか芸術品は管理も大変だし置くスペースもないので。
ってことで、個人的には株以外のアセットをいちいち探すくらいなら
価値保全のために金や国債を保有しながら仕事してたほうがいいのかなと思う次第。
実際、みんなどうなんすかね。ポートフォリオ。
インデックス投資家は割とシンプルに株と国債みたいな人多い感じだけど
1億や2億くらいまでならそれで良くても
そこ越えてくると何か考えないといけないのかもしれませんねー
ま、仮にそんな金額に達した所で「面倒そう」ってインデックスと国債で運用してそうですけど。