個人的なお金の対策は割と単純で
- 固定費減らす。その後無理ない範囲で変動費を改善する
- インデックス投資
- 仕事+勉強と遊びを程よくつなげる(語彙力が増える/画力が増える/運動や睡眠リラクゼーション等のストレス解消関連などを「遊び」にする)
大まかに言えばこれだけなんだけど。
1番目と3番めはすぐ開始出来るものの、
ガチ困窮層スタート層は、2番めの「投資」が相当難しいのではと感じる。
僕も漫画家を始めた初年度は年収200万くらいで生活がかつかつだった。
幸いこの仕事はやればやるほどストック型収入が増えるので、収入は仕事がある限りは安定しやすい。
でも、多くの場合、困窮層はフロー型の収入源しか持っていない。
だから、仕事をこなしてもこなしても状況が変わらないのは明白。
アンコントローラブルな「昇給」に身を委ねるしか無いが
ピケティが解いた通り、「労働収入増加率より資産収入の増加率の方が高い」というのが資本主義の結果らしいので
昇給を待っていたら、インフレに負ける可能性が全然ある。
その上、日本は少子高齢化なので税金と社会保障費は現在の僕ら世代、現役世代が死滅する間はほぼ確実に上がり続けるしか選択肢がない。
よって可処分所得は下がり続ける。
「昇給を待つ」は最悪の手段だ。
これに対応するにはどうすればいいか。
具体的な方法はあるけど…というか、これをいい加減に「こうすればいい」というのはどうかと思っている。
ただこの手のコンサル業風Youtuberは多い。
しかし、
改めて思うに、確かに策は無くはないが、その人が可能なのかどうかまではわからないので
「やらなかったからだ」と責められるのもやはり違うかなと思う。
具体策
とはいえ何も書かないのもアレなので思うことを適当に書くと
ストック型ビジネスの副業しろって事になる。
ただ、ぶっちゃけほとんどの人ができないことだなとも思う。
本業の漫画から、Youtubeやアフィリエイト等々やってきたけど、食える程稼ぐってのは大変だ。
知人がゆっくり実況動画作ってるが小遣い程度にしかなってないらしい。
もちろん、これらで食えてる人はたくさんいるけど、それは割合でいえば、挑戦してる人たちの数パーセントだろう。
たぶん漫画がなかったら僕も危うい経済状況に置かれてただろうなと思う。
アドバイスするのは簡単だし、前例を使って具体策を用いて、それらしいアドバイス記事や動画を作ることは可能だ。
だけど
本当に問題はそういう所にあるのだろうか。
ベーシックインカム理論
最近ベーシックインカムについての動画を見ていて「資本主義の競争原理が豊かになれない仕組みを作ってしまっている」という事を学んだ。
社会保障を受け取るための貧困競争まで含まれていて
資本主義の欠陥部分を把握するのはいい内容だった。
資本主義を否定するわけではないけど
歪が生じているのは確かだと思う。
その歪をマクロ的に解消しない限り本当の問題解決とは言えない気がする。
ミクロ的な解決を望むのは酷だと思う。
生まれで優位に立ってる人は適当な事をツイートしてYoutubeでだべってれば稼げるような社会で、
生まれが劣勢の人間に自己責任を押し付けるのは、僕は、納得できない。