生きがいを作る力。
行動の目的を作る力といった方がいいのかもしれない。
目的というか、なんだろう。これをやったらええ感じになるんやでという学習と感覚の話なんだけど
適切な言葉が浮かばないのでやや不自然だけど「目的」って事にする
やらされている目的
生きていれば、色々目的というものは出てくるが
最近は、スマホの影響が強くて、やりたくもない目的が勝手に作られてしまう時代だ。
朝Twitterを開いてスクロールすることが目的になってしまったり
Youtubeのおすすめ欄で面白い動画がないかチェックして、見ることが目的になってしまったり
メディアは恐ろしい。
これはもうブロックツールを使ったり。アプリを消すしかない。
依存は舐めてかかると痛い目を見るし、回避する事に無駄な意志力を使うのはもったいないので環境を整備するほうが手っ取り早い。
お金
お金は目的になりやすい。
しかし、5~10年ほどセミリタイアとかFIREとか追いかけてる人なら、そろそろ目標達成してる可能性がある
ここ数年の株の上げはひどかったし、今は下がってるけど円安で大方なんとかなってる人が大半だろう。
これは達成してしまうと、呆気ないもので
「そうでもなかった」と気付かされる上に、
お金の次がない事にも気付かされる。
お金は永遠の目的にはならない。
中には異常にお金を求め続ける人もいるけど、清貧思考的なFIREやらセミリタイアみたいな業界では
そういう人は少ないのではないかと思う。
寄付をする
余談だけど、寄付をする事でお金を目的にし続ける事はできるかもしれない
ただ、自己犠牲的にも感じる。
本人がそれだけで満足できるなら、それもありだと思うけど。
毎日6つの目的を作る
アイビーリーメソッドというのがあって
生産性アップに使えるぞって、自己啓発界隈とかで言われてるやつ
アイビーリーってコンサルが作ったんやでってやつなんだけど
- 毎朝6つのTodoリストを作る
- 優先順をつけ、高い方からやっていく
- 出来なかった分は全部削除して、翌日作り直す
これを繰り返すだけ。
長期的な目標というのは、目的にはなりづらいと思う。
例えば「海賊王になります」と言っても、まず何をすれば良いのかわからないように
金持ちになるとか、スキルアップするとか言ったところで、具体的に何をするか、落とし込めないと意味がない。
そういう意味ではアイビーリーメソッドは単純に生産性向上には役立つがこれだけでは深掘りが出来ず
事前に方法を調べたり、ブレインダンプやマインドマップなどを使って、頭の中を整理したりする必要があるとは思うけど
タスクは、どうでもいいような事でいい。
まぁ、
そんな大層な話だけではなく
- 10分掃除をする
- 10回腕立てをする
- 5分深呼吸
- 英単語ゲームを10問解く
とかそんなのでよかったりする。
要は「目的を見つけてこなす」を繰り返してれば人間の脳には「やった感」が生まれるからだ。
ゲームみたいな感覚でいい。
そもそもゲームはどうでもいいというか、無意味だ。
人生も同じく無意味だ。
SNSよろしく、ゲームでも無意味なタスクをやって楽しくなれるのが人間なので
無意味なものでも目的を達成するために行えば、無意味ではなくなる。
根本的には無意味だが、自分にとっては意味のある事になる。
他人にコントロールされるか自分がコントロールするか
SNSやゲームのように誰かに目的を作ってもらってそれをこなし続けるのも、まぁ悪くないのかもしれないが
無意味な事をさせられて楽しいと思っているのもなんだが癪だなと思うので
そればかりになってしまってはよくない。
というか僕は単純に依存がコワイので、依存しない楽しさ、生きがいを見出して生きたいと思う。
おわり
- 基本無意味だから無意味だけど自分で目的作ってこなしてれば、生きがい的なことは脳が勝手に誤認してくれそうやからやってみたらええんじゃなかろうか
みたいな話。
ゲームやネットもほどほどならいいけど、依存がコワイから、掃除してた方が安全に楽しめるよな。